仕事:
僕はERPパッケージの導入に携わる仕事をしているけれど、同時に一人の会社員として
会社をどうすればより良いものにできるかも考える立場にもあった年だった。
自分はなぜ今、この会社にいるのか。
この会社で何をしたいのか。
自分自身に対して、また他の社員に対して問いかける作業が今も続いている。
IT業界では、人のスキルが重要視される。だからこそ
コンサルタントや技術者は自分のスキルを磨くことを強く意識する。
その一方で、会社に対する帰属意識はそれほど高まらない。
これは業界的に社外でのプロジェクトが多い事にも起因すると思う。
僕自身も一年のほとんどを客先で過ごし、帰社したのはほんの数回だった。
個人のスキルはもちろん大事で、それぞれがしっかりと努力する必要があるけれど
方向性を定めるのにはそれなりに時間がかかる。だれかがフォローしてあげなければ
若手社員は会社に対する魅力を感じられず、辞めてしまう人も出てくるだろう。
僕も、今のような考えを持てるようになるまでにはそれなりに時間がかかったし
会社の教育制度に対する不満もないわけではなかった。
(本人の成長意欲と行動力はあってしかるべきだけれど)
また、システム導入はチームワークだから、個人の能力がどんなに高くても
それが一人歩きしてバランスがとれなければ、プロジェクトはうまくいかない。
知識ある者の答えは、必ずしも正解ではない。
気の知れたメンバー同士(社員同士)での協力は、プロジェクトを
スムーズに進行させてくれる。
人の成長と、チームワーク。
この二つを実現できるからこそ、会社はすごいもののはずだ。
一人では難しいこと(成長であったり、大きな仕事だったり)が、会社では実現可能になる。
個人のスキルをとことん磨いて、フリーランスとして活躍する道もある。
それもちょっと憧れたりするけれど、たとえフリーランスであっても、人との関係が
重要である事に変わりはない。
会社において、自分がどのようにパフォーマンスを発揮していくか。
そして、どのように周囲を巻き込んでいくか。
これは、ずっと続いていくテーマになりそうだ。



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